SSブログ

伊豆半島からの駿河湾越えの富士山 [富士山写真]

先日 あるテレビ番組が「何故 富士山は美しいのか?」と言うテーマで放送していました。結論から話をしますと、それは富士山の形がシンメトリーだからだそうです。そういえば、昔から美しいものへの憧れから、人々は、シンメトリーの建物を多く造ってきています。例えば、宇治平等院の鳳凰堂、インドのタージ・マハルなどが代表的な建物です。
今回は、伊豆半島の北端からの富士山(富士山の東南面が見える)でシンメトリーに違いはないのですが、正面に宝永火口が見える珍しい富士山の姿です。通常の富士山の写真は山中湖とか河口湖とかからの東面・北面が多いです。宝永火口は江戸中期の徳川綱吉の時代(1709年)に噴火して出来た直径1KMを超える火口です。その大きさが 「 薄化粧した南面の富士 」 の写真ではっきり分かります。

それでは伊豆半島の北端からの富士山を見て行きましょう。

 

観葉植物の枠.png





「 夕闇せまる富士 」 静岡県沼津市 内浦 2007/05/26 19:16
内浦湾を眼下に見えるこの地には3回ほど訪れていますが、初めて富士山の姿を見る事が出来ました。それもくっきりした富士山でなく、霞んだ状況でした。でも、それだからこの写真が形になっているのかもしれません。人里は、すっかり日が暮れてしまったが、富士山の後方の空は、黄金色に染まりまだまだ今日のエネルギーは残ってますよ と言っているようです。




「 秋色でも輝く富士 」 静岡県沼津市 西浦 2006/11/18 14:17
内浦から海岸線を西に進むと西浦と言うところに出てきます。夏は若者のマリンスポーツなどで賑わうところです。これは、その途中で撮影した写真です。ヨットはでていますが、寒々とした海も含めてすべてが秋色に染まり秋深しの空気感があります。そんな中でも雲間から漏れる光を背に光り輝く富士山が在り、富士山の存在感を感じます。




「 達磨山展望台 」 静岡県伊豆市

伊豆半島で一番の富士山ビューポイントと言えば この達磨山展望台になるでしょう。今回は、まずは 次にあります「ちょっと寄り道」を見てください。そんなエピソードがある展望台なのです。そして 一日中楽しめる展望台なのです。( 勿論晴れたらの話ですが )朝は、右から昇ってくる朝日で赤富士・紅富士が見れます。昼間は、ワイドかつ奥行きのあるダイナミックな光景になります。夕方は、左からの夕陽に染められた感動的な光景に出会えます。更に、夜には満点の星に囲まれた富士山が見れるのも夢ではありません。
「 静かな夜明け 」東の空は日の出で真っ赤に染まっていました、富士山の右側に雲があるために赤色は弱められていましたが、それでも富士山の山頂は赤く染まり紅富士になってくれました。
「 薄化粧した南面の富士 」宝永火口を正面にした従来とは違うイメージの富士山となりました。このように色々な姿を見せてくれる富士山に興味は尽きません。
「 夕景とコラボした富士 」この時は雲が適当に変化・変調してくれたのでリズムのある楽しい絵になりました。富士山も負けじと凛としています。
「 爽やかな夏の夜 」もう 秋が近いのか爽やかな夏の夜にこの夏最後の富士山登山の明かりも見えます。街も夏の最後を楽しんでいるようです。






【 達磨山展望台からの全景 】





「 静かな夜明け 」 2008/11/23 06:30





「 薄化粧した南面の富士 」 2007/02/04 06:45





「 夕景とコラボした富士 」 2010/08/28 18:14





「 爽やかな夏の夜 」 2007/02/04 06:45











次回は 「 駿河湾沿いの地元からの富士山 」 の予定


観葉植物の枠.png



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。